鍋田備忘録

自分用垂れ流しメモ。

2013年 安全地帯@国際フォーラム

2013年06月07日(金)安全地帯@国際フォーラム ホールC

簡単な個人的まとめ。

【セットリスト】(ネットからの拾い物)

01.ラスベガスタイフーン
02.悲しきコヨーテ
03.月に濡れたふたり
04.熱視線
05.好きさ
06.一本の鉛筆
07.よかった
08.ただいま…おかえり
(ストリングス4人加わる)
09.君がいないから
10.忘れじの君の面影
11.Friend
(ストリングス退場)
12.希望の光
13.海路
14.夏の終わりのハーモニー
15.悲しみにさよなら
16.盾
17.1991年からの警告
18.STEP!(この曲のみダンサー4人とラッパー加わる)
19.半端そうにYes
20.真夜中すぎの恋
21.じれったい
22.愛を鳴らせ
23.清く正しく美しく

En.
24.ワインレッドの心
25.碧い瞳のエリス
26.I LOVE YOUからはじめよう
27.あなたに

改めて見ると27曲ってすごいな(笑)

【覚書】
・3階席の後方でステージ上のメンバーの表情はよく見えませんでしたが、やはりこの公演も素晴らしかった。玉置さんの喉の調子良かったみたいです。

・「根尻七五三のテーマ」が流れ始めた瞬間から観客総立ち。3階席の人々も立ってお出迎え。さすがの追加公演って感じでしょうか。

・今回は最初に七五三が登場。「愛を~」「鳴らせー!」←の観客の反応がややバラけ気味(笑)七五三もこれで見納めだと思うと寂しいですな。

・1曲目、「ラスベガスタイフーン」はのっけから玉置さんが「愛してるんだからしょうがない!」とか「だっはっはっはBABY~!」とかテンション高めの叫び。これ見て観客の熱もウワッと上がる。

・個人的に「月に濡れたふたり」が聴けたのは嬉しかった。イントロ好きなんですよねー。

・本編ツアーでも思ってたけど、「よかった」の最後、玉置さんが武沢さんの肩に手をまわして唄うところ、遠目で見たら完全にちゅーして(以下略)

・ストリングスが入ってからの3曲はただただ聴き惚れるばかりでした。安定感抜群なバンドの演奏に丁寧に重なるストリングスの音色。その上に玉置さんの空気に染み入るような力強い歌声が乗っかった時の美しさたるや。その場で昇天してしまいそうな程でした。

・途中「君がいないから」で歌に詰まる玉置さん。表情の見えない私は歌詞が飛んだのかと思ったけどそうではなく、涙が込み上げてしまったらしい。
曲の後「珍しいねー、なかなかこんな風にならないのに」と矢萩さんの方見て言ってて、矢萩さん頷いて笑ってた。

・「希望の光」で「君がいると」の部分で客席に照明当ててから「海路」に入るのはずるい(笑)ここで泣くなというのは無理な話です。

・「夏の終わりのハーモニー」観客の歌声が余程良かったのか、いつもより早い段階で満足気に「素晴らしい!」と言う玉置さん。

・「悲しみにさよなら」で会場に溢れるあの幸福感は何なのだろう。あたたかい空気。あの空間にいるだけで幸せが味わえる。

・田中さんのドラムソロ、力強くてとても格好いい。

・「1991年からの警告」、最後の玉置ステップが少なめでちょっとがっかり。あのステップ好きなんだけど、もう生で見れないのかなー。RIJでやってくれないかしら…。(ボソッ)

・「STEP!」はダンサーとラッパーが登場。その場では玉置さんのMCが聞きとれず分らなかったのですが、ラッパーさんはどうやら童子-Tさんだったみたいですね。曲が始まる前イ・スヒョンさんを「英雄はたくさんいるけれど彼こそ僕らの真の英雄」と言い、バックには彼の大きな写真が天井からつり降ろされる。
その写真、3階後方の私の位置からは顎から下しか見えず。他の階はどうだったのか分りませんが、3階の観客はノリたくてもノリ切れない感じというか、正直あんまり盛り上がってはなかった…かな?置いてけぼりというか。
しかし微妙な観客の反応と相反してステージは熱かった。この対比が面白かったです。(そんな感想でいいのか)

・矢萩さんのギターソロも熱かった。あのギターの音色にゾッコンです、はい。

・「半端そうにYes」のハンドクラップが楽し過ぎる件。

・「愛を鳴らせ」と「清く正しく美しく」の2曲は圧巻ですね、もう。今の安全地帯だからこそ鳴らせる音楽というか。人々の「幸福への願い」みたいなものの象徴として、このバンドはステージに立とうとしている。そんな感じがしました。

・アンコールでの「碧い瞳のエリス」、イントロ鳴った瞬間思わず飛び跳ねてしまった(笑)今回個人的に一番テンションが上がったのがここです。もうね、ほんと最高だった(泣)この曲はただただ玉置浩二の歌声に酔いしれるのみです…。

・「I LOVE YOUからはじめよう」って聴いてたら元気出る。

・どのタイミングだったのかは失念したけど(確か「あなたに」の前)、客席に照明当ててステージのメンバーに観客の顔がよく見えるように…してたみたいだけど、2階3階は若干暗めで。
玉置さんが唄いながら「上にも(照明)当てて。見たいから」と言って、照明が明るくなった。
確かこの曲、玉置さん2階3階に多く視線を向けて、手を何回も振ってくれました。それに応えて観客も手を振り返してて。大団円で迎えたあの光景を、その中の一員として見れたことがとても嬉しかったです。いい景色だったなぁ。あの皆総立ちでメンバーに熱を送る観客達は、ステージからどう見えていたのだろう。

・「あなたに」の最後、「あなたの綺麗な瞬きに」の後の「Goodbye」を名残惜しそうにためて唄う玉置さん。
その後ステージを去るメンバーが皆、満足そうな様子だったのが印象に残りました。



ツアー本編は、圧巻のパフォーマンスで観客を圧倒し、熱狂させる見事なステージを魅せてくれてた安全地帯。今回の追加公演はそれに加えて、このバンドのステージを待ち望んで熱い声援を送る観客の様子を見て、感慨深げに、またこの状況を噛みしめるようにして音楽を鳴らすメンバーの姿がありました。

今の安全地帯のコンサートには、バンドとファン、双方がお互いを求める熱い気持ちを肌で感じ取れる程の濃い空気が会場に流れていると思います。
私はその空気に触れる度、30年という長い年月をかけてバンドとファンが築き上げてきた「歴史」を想わずにはいられません。2010年からの短い期間でさえ、心穏やかに過ごさせてくれない(笑)我が道を突き進むキングがフロントマンを務める、この一筋縄ではいかない曲者バンドをずっと見守り続けてこられた長年のファンの方々は本当に凄いなと思います。いやマジで。今までの経歴みてもほんとね…。心配の連続で…。
でも、このバンドがバンと音を鳴らして玉置浩二が唄い出した瞬間に得られる、異世界にトリップしたようなあの何とも言えない快感を一度でも味わってしまったら、離れられないですよね。わかる。うん、わかりますよ…!(握りこぶし)
とりあえず、玉置さんは「あと十年やります」とこの日集まったファンの前で宣言して下さいました。是非とも続けてくださいね。私は最後まであなた方について行きますから。下手したら1年後すらどうなるか分らないという方々ですが、少なくとも「今」は、心の底からそう思ってくれている。そう信じられました。

上手いことまとまっていないけど安全地帯愛してる!と書いて〆ておこう。